HiMA RACiNG 、スパ24時間レースに向け三島レーシングとジョイントへ

2023年シーズンの「2023 iRacing 24 Hours of Spa」に向けてタッグを組むこととなったHiMA RACiNGと三島レーシングの両チーム代表がコメントを発表。それと同時にM4 GT3のSPカラーが公開されレースへの準備が進められている。

 


2023年に入り大きな動きを見せ、ワトキンスグレン6時間レースでPistaとの関係を強化したHiMA RACiNG。今シーズン最後の24時間レースである「2023 iRacing 24 Hours of Spa」にて新たな挑戦として三島レーシングとタッグを組み「HiMA×MiSHiMA RR」としてこの過酷な舞台へと立ち向かう。参戦車両は204番のBMW M4 GT3でレースオペレーションをHiMA RACiNGが行う。

 

体制変更前のHiMA RACiNGでは過去にMid Summer Endurance(MSE)やShanghaiTamonRacing(現MAD PANNYA MOTORSPORT)と共に耐久レースに参戦した実績があり、昨年のスパ24時間レースではMSEと5位という結果を残している。

一方の三島レーシングはゲストドライバーをチームに招きレースに参加した経験があり、今年のセブリング12時間レースではVERSUSから2名のドライバーが参加。その時はGT3クラスでポールトゥウィンを飾っている。

しかし今回のようにチーム単位でのジョイントは初めての試みで大きなプレッシャーを感じているというが、体制の異なる2つチームが起こす化学反応を楽しみにしているようだ。

 

HiMA RACiNG 代表 しーなありさ

「iRacing内の耐久レースに数多く参戦し、輝かしい成績を残している三島レーシングさんとスパ24時間レースに参加出来ることを非常に嬉しく思います。レース経験値の多い三島レーシングさんの競争力をHiMA RACiNGがどれだけ引き出せるかが勝負のカギだと思いますので、レースまでの期間をフルに活用し質の高いチームに仕上げていきます。」

 

三島レーシング 代表 masakicci

 「この度HiMA RACiNGさんからお誘いを受けてiRacing スペシャルイベント スパ 24時間耐久へジョイント参戦させていただく三島レーシングです。
様々な耐久イベントに参戦してきた三島レーシングですが、メンバーのリアル多忙などで長時間耐久へ参戦するメンバーが揃わなく参加を断念しようと思っていた所へのお誘いで非常にありがたく思っています。耐久への参戦頻度は多い三島レーシングですが、結果を残せるレベルにはないうちとのジョイントでHiMA RACiNGさんの足を引っ張らないように頑張りたいと思います。体制の全く異なるチームのジョイントが24時間でどんな反応が起こるのかお楽しみにッ!」

HiMA×MiSHiMA RRの発表と同時にスパ24時間レースに向けて制作されたカラーリング「H/M Sport RR」の発表が行われた。

今回新たに制作されたカラーリングはSiNGULiNE FACTORYがデザインしたものとなっている。

 

HiMA RACiNGと三島レーシング、両チーム共に印象に残るカラーリングを持っているためH/M Sport RRの制作するにあたり2つの異なるカラーリングをどのように落とし込むかが1つの焦点となった。

最初の案ではHiMA RACiNGのHi-X10MAに対して三島レーシングの要素を追加する方針で進んでいたが、それでは両チームの特色を生かすことが出来ないと判断しデザインを1からやり直し、スパスペシャルとして新規にデザインを行いグラフィカルなデザインへと舵を切った。

 

フロント、リアから見たときにはシンプルなものにまとまっている。しかし両サイドのデザインはSiNGULiNE FACTORYの中でも特にグラフィカルなものになっており、現代的なバイナルデザインは一目見たときにとても派手な印象を与えるものとなっているが全体の視認性は十分に確保されるよう工夫がなされている。さらに両サイドの配色を非対称としており、左サイドは三島レーシング、反対側の右サイドはHiMA RACiNGの色が強く出るデザインとすることで両チームのブランド色を出しつつトレンドとなっているグラフィカルなデザインに仕上がっている。

 

2023シーズン最後の24時間レースでHiMA×MiSHiMA RRがどのようなレースを行うのか注目したいところだ。


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