2022年は暇racing極みが活動9周年を迎えた。
昨年同様にレースには多く出場したが、暇racing極みとしてではなく他のチームにジョイントしての出場がメインとなった。
シーズン前半戦は9周年記念カラーの「ViLD Seraph」を使用してレースに出場した。
これまでの暇racing極みとは違いベースカラーをレースへの情熱を示す赤色へと変更して黒、金色を使用したスペシャルカラーとなっている。
前半戦で特に印象的なレースは465 Garage主催の「465GP」だ。
このイベントは全5戦で行われたシリーズで使用車種はメルセデスAMGのF1マシンW12だ。暇racing極みは代表のしーなありさと蒼黒選手を起用しレースに参戦。しーなありさがコンスタントにポイントを獲得していきドライバーランキング10位を獲得した。
2022シーズン中盤から暇racing極みはカラーリングを新たなものへと変更したがその装いは驚くものであった。
なんとオリジナルキャラクターを引っ提げて痛車へと変貌を遂げたのだ。
イラストレーターでありながら自身もレースシムで活動されているOND氏に依頼して生まれたオリジナルキャラクター「メルトスフィア」。名前の由来は「今ある活動の場に籠ることなく、壁を溶かし浸透させ活動範囲を広げていく」という意味である。
それに合わせてカラーリングも一新し、青ベースになっていた車両を原点回帰の白ベースへ。それに加えてアシンメトリースタイルを強化し完全な左右非対称へと生まれ変わった。
痛車デビューとなったシーズン中盤戦はiRacing内SPイベントのワトキンスグレン6時間レースでMid Summer EnduranceとジョイントしGT3クラスへAMG GT3で出場。予選3番手からのスタートとなり、優勝争いを繰り広げたがクラッシュを避けきれずに戦線離脱。11位での完走となった。
続くスパ24時間レースも同じチーム、同じ車両で出場。
このイベントでは予選11番手からのスタート。レースペースは悪くなかったが、周りのレベルの高さから順位を上げることが出来ず15位に終わった。
暇racing極みとしては出場したイベントでは鈴鹿サーキットを舞台に行われた「SUZUKA e-Sports Challenge Race(SeCR)」が1番のハイライトとなる。
この年から始まったiRacingを使った日本でのイベントということもあって様々なレベルのドライバーが参加した。参戦ドライバーはiRatingによってクラス分けがされ、iRating3500以上のドライバーが上位クラスのProクラス、それ以下のドライバーがチャレンジクラスに振り分けられる。
暇racing極みからはしーなありさがチャレンジクラスシリーズ全5戦に参戦。コースは鈴鹿サーキットのみだが使用車両は1戦毎に違う車両を使いセッティングは固定というドライバー力が試されるイベント内容だ。
初めての公でのレースはペースこそ良くてもドライバーのミスが目立ち順位を落としてしまうレースが多かった。しかし最終戦で完璧なレースを見せシリーズランキング3位でレースを終えた。
この年のスペシャルリバリーは2つ。
Indy500に出場したIR18のカラーリングは「HWG-2022-09」と名付けられた白いカラーリングだ。
暇racing極みと言えば何かしらラインが入っていたりするのだが、このカラーリングは見ての通り白単色で完結してる。決して派手さはないがシンプルisベストを地で行くものとなった。
そしてこの状態で完成ではなくレースを走り終えた姿が完成となる変わったコンセプトが存在するカラーリングだ。
次はM8 GTEで「Global Endurance Series」のサルトサーキット24時間レースに参戦した際に使用した「RTMS × 暇racing極み」だ。
RTMSとジョイントした暇racing極みがカラーリングを半分ずつで担当してはどうかと提案して生まれたカラーリングとなっている。暇racing極みの通常時カラーが左右非対称ということもあり両チームのカラーリングを生かしながら纏まったものになった。